不動産用語

価格の三面性

[か行]

不動産の価格は、一般にその不動産に対して認めらる効用、相対的稀少性、有効需要の三者の相関関係によって生ずる経済価値(交換価値)を貨幣額で表示したものである。その経済価値を判定するには、どれ程の費用を投じて造られるものか(費用性)、どれ程の値段で取引されるものか(市場性)、それを利用することによってどれ程の収益(便益)が得られるか(収益性)の3つの点を考慮する。
これが通常、価格の三面性といわれるもので、価格の判定も以上の3点から原価方式、比較方式、収益方式が適用される。