不動産用語

INS

[あ行]

Information Network System の略で、高度情報通信システムといわれている。
伝送される情報の通信形式のアナログ信号(電気の強弱で送る通信の信号)をデジタル信号(情報を数値に置き換えて送る信号)にかえるに変えるネットワークで、情報ハイウェイともいわれ、従来より情報伝達の高速化、大容量化可能にする。
INSネットサービスは、NTTが提供するISDN(総合デジタル通信網)のブランド名称である。
わが国では昭和59年9月から、東京の三鷹・武蔵野地区で実績を開始した。
また昭和63年4月から東京、名古屋、大阪を中心にINSネット64が開始、翌7月からはINSネット1500が、平成2年8月からはINSパケットが開発された。

アウトサイダー

[あ行]

門外漢、仲間でない者のことであり、転じて特定の団体に属していない業者等を、その団体の側から指す意味にも用いられる。不動産業界では、いくつかの業界団体があるが、いずれの団体にも属していない業者のことを意味する。

青田売り

[あ行]

元来は「稲が十分に成熟しないうちに収穫高を見越してあらかじめ産米を売ること」の意味であるが、不動産業界においては、未完成の宅地あるいは建物の売買等をいう。
青田売りについては、宅建業法により広告の開始時期の制限(同法33条)、工事完了時における形状・構造等の書面による説明(同法35条1項5号)、契約締結等の時期の制限(同法36条)、手付金等の保全(同法41条)の規制を受ける。

圧壊(あっかい)

[あ行]

構造物またはそれを構成している部材に外部から力が加わったとき、局部的に圧縮されて壊れる現象をいう。

アトリウム

[あ行]

中庭、前庭、広間のこと。建築物内部の吹き抜け空間のことも言う。古代ローマ建築に登場したアトリウムは中庭で、石畳を引き詰めた広場的広がりのある空間に周りには居室、中央には水をためる水盤を配置した。

アパート ローン

[あ行]

アパートを建設する家主に対する建築費融資である。
賃貸住宅に対する融資制度としては、民間金融機関からの借入れ、住宅金融公庫からの融資があるほか、国と地方公共団体とがタイアップして、建設費補助・融資に対する利子補助および家賃補助を行う「特定優良賃貸住宅」の制度もある。