不動産用語

居抜き(いぬき)、居付き(いつき)

[あ行]

家具や設備がついたままでの売買、あるいは賃貸借のことである。
多くは飲食店、旅館等での営業用の設備、装飾品等の経済的価値のあるものがついたままでの売買、転貸、賃借権の譲渡をいう。
この取引にあっては、対象となる不動産の価値よりも、それに付着する設備等の価値の判断が重要となる。また、最近では賃借人がついたままでマンションやビルを売買する場合にも用いられる。