不動産用語

客付け(きゃくづけ)

[か行]

売り物件の買い顧客を見つけること。買い顧客を見つける業者が客付け業者である。
一般に業者間で使われることが多い。
売主から直接依頼を受けた(元づけ)業者自ら客付けをする場合と元付け業者からの物件情報に基づき、他の業者が客付けをする場合とがある。

共益費

[か行]

マンションやアパートなど集合住宅で、清掃・補修・警備のための費用や、共益部分の使用料や電気、水道、管理人の人件費などを各戸の住居者が負担する。
毎月、一定額を区分所有者が支払う。

境界

[か行]

登記された土地の地番と地番の境目のことで、一般的には自分の土地と他人の土地との境目(隣地境界)のこと。

強行法規

[か行]

当事者が法律の規定に背いた法律行為をした場合、それを無効とする規定をいう。
公法上の規定はほぼ強行法規と言えるが、あくまで無効となるものに限るので、取締法規のような行政罰を受けても、無効とはならないものは強行法規とはいわない。

共振現象

[か行]

共振は、ある物理体が、外部からの刺激で固有振動をはじめることで、共鳴と同義。
建物も同様で、地震など外部からの振動数と建物固有の振動数が一致した場合、振れ幅が大きくなり、倒壊や損壊などの危険が大きくなることをさす。

居住用財産の譲渡損失の繰越控除

[か行]

個人が居住用財産の譲渡損失の金額を有する場合には、買換え資産(一定の居住用財産)に係る住宅借入金等を有する等一定の要件の下で、その譲渡損失の金額についてその年の翌年以降3年以内の各年分(合計所得金額が3,000万円以下である年分に限る)の総所得額等からの繰控除を認める。